西春近北小 味噌作り
地域の人から学ぶ
伊那市の西春近北小学校の2年生は22日、自分達で育てた大豆を使って味噌作りをしました。
西春近北小の2年ひのき組では、生活科の時間を使って大豆の生産を行っています。
収穫した大豆で何ができるかを話し合い、五平餅に使う味噌を作ることになりました。
22日は、学校近くに住む唐木安夫さん佳世子さん夫妻を招き指導を受けました。
唐木さんの住む集落では、昔味噌作りが盛んで、今回使った機械もこの集落で貸し出したものです。
圧力鍋で大豆を1時間ほど茹で、指でつぶれるほどの柔らかさになったら潰します。
味噌を作ったことのない児童がほとんどで、1つひとつの作業に歓声をあげていました。
大豆を潰した後、麹と塩を混ぜ合わせ丸めました。
唐木さんは「市販の味噌を使う家庭がほとんどなので、手づくりの良さを知ってもらいたい」と話します。
味噌は、10か月ほど寝かし五平餅につけて味わうということです。