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伊那の米、南大東島で大好評

「甘い」「かむほど美味しい」

伊那の米、南大東島で大好評

 伊那市東春近の田んぼで栽培した友好米を持参した「伊那・平成コメ娘」一行が4日午前、沖縄・南大東島に到着した。南大東小中学校での給食で試食し、好評を博した。
 小中学校での贈呈式で、団長の井地千代子さんが、3月の島訪問から友好米栽培のいきさつを紹介し、「伊那のお米を皆さんに食べてもらう姿が見たくてやってきました」とあいさつ。
 島の宮城盛夫学校長や照屋林伸教育長が居並ぶ中、8月に「ボロジノ娘」の一人として伊那を訪問した野村麻莉生徒会長が、「伊那で初めて田んぼに入った感触が忘れられない。ずっと楽しみにしていました」と歓迎の言葉を述べた。
 伊那のコシヒカリを初めて食べた子どもたちには「いつものお米と違って甘い」(小5・西川凛さん)、「もちもちしていて、光っている。おいしい」(中3・安慶名千春さん=給食委員長)などと大好評。
 学校栄養職員の松田優子さんも「とてもおいしい。調理師も給食で新米を炊いたことがなく、水加減に気を配った。少し水を少なくしすぎたかしら」と笑顔で話した。
 一行は南大東村役場でも、役場や幼稚園・老人ホーム用に米の贈呈式をし、役場職員から大きな歓迎の拍手を受けた。照屋林明南大東村長は「丹精をこめて作った米をいただき、伊那との交流のますます広げていきたいと思う。小学生同士の交流を現実的に始めたい」とあいさつした。
 伊那西小から託された、南大東島にちなんだ演技や演奏をした運動会・音楽会のビデオや、伊那ケーブルテレビジョンから託された番組のビデオなども贈った。

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