郷土食「おからこ汁」講習会
農村女性ネットワークいな 伝統食を後世に
各地区の女性農業者で組織する農村女性ネットワークいなは、25日伊那市のいなっせで上伊那地域の郷土食「おからこ汁」の講習会を開きました。
おからこ汁は、米の粉をこねた即席の餅おからこを大根やサトイモと一緒に煮込みます。
おからこは、十五夜のお供え餅です。
秋の十五夜のころは、収穫で忙しく餅をついている暇がなかったことから手間をかけない餅として生まれた風習とする説もあります。
講習会には、11人が参加し、先輩たちから料理のコツを学びながらおからこ汁を作っていました。
おからこができあがると汁の味を調えます。
煮ている最中は、おからこ談義で盛り上がっていました。
おからこを入れてからしばらくたって完成。
素朴な味わいのおからこ汁が完成しました。
今回の講習会は、去年10月の生活展でおからこを展示したところ反響があったため開催されました。