寒い一日 伊那地域で今冬初の真冬日
最高気温-1.5度
26日の伊那地域の最高気温は-1.5度で、この冬初めて、最高気温が0度を下回る「真冬日」となりました。
長野地方気象台によりますと、日本上空は現在、強い冬型の気圧配置で、強い寒気が流れ込んでいるため全国的に気温が上がらなかったということです。
この日は伊那地域で最大瞬間風速13.9メートルを記録するなど風も強かったことから、体感温度が下がり、より寒さを感じる1日となりました。
ガソリンスタンドで働く男性は「気温が上がらないので手や顔が引っ張られるように痛い」と話していました。
このところの寒さで、南箕輪村の大芝荘には、積もった雪とここ数日の冷え込みで巨大な氷の柱ができあがっています。
ツララと並ぶようにして屋根から続く氷は地面にまで達し、氷の柱のようになっています。
屋根の上に積もった雪が日中の暖かさで溶け、鎖状の雨樋をつたって落ちた水が、夜の寒さで凍ったものです。
大芝荘の従業員によりますと、ここ数年は雪が少なかったり、冬も比較的暖かかったりしたため、これだけの氷の柱ができるのは久しぶりだということです。
長野地方気象台によりますと、この冷え込みは来週の水曜日頃まで続く見込みで、気象台では防寒対策をして外出するよう呼びかけています。