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2711/(水)

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ササユリ保護の活動に成果

平成16年の3倍、250株に

ササユリ保護の活動に成果

南箕輪村の大芝高原で県の準絶滅危惧種、ササユリの保護活動などを行っている、親林自然保護の会は平成16年に80株ほどだったササユリが去年までにおよそ3倍に増えたとする活動結果をまとめました。
28日は大芝高原みんなの森にある赤松の小屋で保護の会と村による懇談会が開かれました。
懇談会にはおよそ15人の会員が集まり、活動内容を報告したほか、大芝の自然を守るための提案をしました。
会では高原内の観察や調査のほか、ササユリ保護区の周辺整備を行ってきました。
その結果、平成16年に80株ほどだったササユリが去年までに250株ほどに増えたということです。
会では「ササユリが花を咲かせるまでに4、5年はかかる。地道な取り組みが実を結んだ」と話しています。
また28日は、大芝高原の自然を守り活かすためにビジターセンターの設置を村に提案しました。
保護の会では、ビジターセンターでの案内人について保護の会がボランティアで行いたいとしています。
保護の会では大芝高原を、植物を観察し自然体験できる通年型の森として整備していきたいとしています。

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