伊那谷遺産 48か所決まる
土木建築物や暮らし、自然などにまつわる先人の足跡を伊那谷遺産とする選定、提案する「人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト」選定委員会が29日、駒ケ根市で開かれ、伊那谷遺産として48か所が決まりました。
29日は、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で2回目の選定委員会が開かれ、事務局から候補地48か所が示され了承されました。
選定された48か所の内、伊那ケーブルテレビ放送エリア内で関係するのは11か所で、伊那市入船の舟着場や美篶の霞堤、箕輪町八乙女の水路橋などとなっています。
選定対象地域は、上伊那地域と飯田下伊那地域の22市町村です。
伊那谷遺産プロジェクトは防災教育や地域振興の観点から治水や自然災害の歴史を後世に引き継ぎ、伊那谷に暮らしてきた人々の足跡を発信していこうというものです。
選定委員会では、今後100の伊那谷遺産指定を目指したいとしています。