支援米を被災地へ
落ち穂拾いの米を栄村に
南箕輪中学校の伝統行事「落ち穂拾い」。去年10月の作業で集めた米を、長野県北部地震の被災地に送るため8日、生徒が支援米の梱包作業を行いました。
この日は、中心になって取り組んできた地区生徒会役員の3年生9人が作業を行いました。
南箕輪中学校では、毎年落ち穂拾いで集めた米を食糧難の国に送っていましたが、震災が発生してからは、米を被災地に送っています。
去年の支援米には栄村から感謝の手紙が届きました。
今年は全部で280キロの米を拾い集め、2合入る米袋に詰めました。
生徒がデザインした紙が貼られた米袋は、全部で500袋になりました。
梱包した支援米は、去年に引き続き、県北部地震で被災した栄村に送られることになっています。
地区生徒会長の北村建樹君は「心を込めて作業をしました。前を向いて復興をかんばって欲しい」と話していました。
支援米は、今月中に送られることになっています。