信州農村歌舞伎祭
南信の3団体が出演
南信の歌舞伎3団体が出演する信州農村歌舞伎祭が10日伊那市の伊那文化会館で行われました。
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は平維盛をかくまった鮨屋を舞台に家族の愛情を描いた演目「義経千本桜 鮨屋の段」を演じました。
信州農村歌舞伎祭は地域に伝統芸能を伝えようと伊那文化会館が行っているもので、今年で7回目です。
今回は南木曽町の田立歌舞伎保存会、下条村のこども歌舞伎教室、伊那市の中尾歌舞伎保存会の3団体が出演しました。
下条村のこども歌舞伎教室の公演では、小学生9人が出演し、見せ場では拍手がおきていました。
会場には桟敷席が設けられたほか、エントランスには江戸時代の引幕も飾られ、地歌舞伎の雰囲気を盛り上げていました。