伊那華のみそ娘
寒仕込み 本格化
上伊那産の大豆と米麹でつくるJA上伊那の特産みそ「伊那華のみそ娘」の寒仕込みが本格化しています。
みその味を左右するという麹づくり。
上伊那産のコシヒカリを使っています。
この麹に上伊那産の大豆と塩をまぜ1年間寝かせます。
みそを仕込んでいるのは、地域の農家の主婦でつくる伊那華のみそ娘加工組合。
平成12年に地産地消による安全な食品の提供を目指し結成され、今年で13回目の仕込みです。
地元農産物と塩だけを使用したみそ作りを進めていて、昔ながらの田舎の味に近づけるよう努力を重ねています。
雑菌が入らないようにと寒仕込みです。
今年は、2月7日から準備を進め、10日から本格的に作業が始まりました。
毎日5人で作業にあたります。
みそは、たるに詰め、1年間熟成させます。
人口の減少や味噌汁離れが進んだためか、年々生産量は減少気味で今年は、12トンを仕込みます。
組合長の小林都志子さんは、「多くの人に味噌汁を飲んでもらい、地元産味噌の良さを知ってもらいたい」と話しています。
仕込みは、3月20日頃まで行なわれます。