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完全地産「サクラコマ」組み立て開始

障害者社会就労センターで

完全地産「サクラコマ」組み立て開始

 伊那市の製造業者など7事業所がタッグを組んでご当地みやげ品として開発した、まわすと花びらが開くコマ、「サクラコマ」。
 このコマの初の組み立て作業が、14日、伊那市の障害者社会就労センター、輪っこはうす、コスモスの家で行われました。
 午前10時半頃、出来上がった部品を持って、サクラコマを設計した有限会社スワニーの橋爪 良博社長らが、伊那市社会福祉協議会が運営する輪っこはうす・コスモスの家を訪れました。
 サクラコマの組み立ては、障害者が作業をしやすいようにと工程などを工夫してきました。
 初の作業となる14日は、行程を覚えるためと、作業がしやすいかどうかの確認も兼ねて、通所者のほか、社協の職員なども作業に加わりました。
1作目のコマが完成すると、拍手が沸きました。
 サクラコマは、コマをまわすと遠心力で花びらが開き、回転がとまると再び閉じるユニークなコマです。
スワニーの橋爪社長は、地元製造業で設計し、部品も全て作り、組み立ても行う、完全地産に取り組もうと、去年から、スワニー、伊那市社会福祉協議会を含む7つの事業所でこのサクラコマプロジェクトを進めてきました。
 1年間の取り組みの成果を橋爪社長は喜んでいました。
 サクラコマは、7日からインターネット上で先行予約を受け付けていて、既に50個ほどの予約が入っているということです。
 出荷の開始は18日を予定していて、高遠さくらホテルなどで、1200円程度で販売する予定です。
 4月の高遠城址公園の桜の見頃には、城址公園でも販売する予定で、障害者の工賃アップにも期待がかかります。
 スワニーでは、サクラコマの販売に協力してくれる店舗などを募集しています。(有)スワニー 電話73-6033(代表)

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