長野県シニア大学伊那学部卒業式
35期生105人が卒業
高齢者の社会参加と仲間づくりを目的とする長野県シニア大学伊那学部の卒業式が18日伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
今年度卒業するのは、2年間の課程を修了した35期生105人です。
シニア大学は、高齢者の社会参加と仲間づくりのために長野県長寿社会開発センターが行っているもので、健康や歴史についてなど2年間で120時間のカリキュラムがあります。
今年度の卒業生の平均年齢は68.5歳で最高年齢は80歳です。
寺井直樹学部長は、「長寿社会を明るくするために、主体的に社会の担い手となることを期待します」と式辞を述べました。
卒業生を代表して伊那市の関川重雄さんは、「2年間の知識をこれからより一層深め、充実した長い人生を送っていきたい」と話しました。