伊那松島駅有人化へ
箕輪町は、JR東海が4月1日から無人化する飯田線の伊那松島駅について、町負担で駅員を配置する方針を決め、19日JR側に有人化することを伝えました。
19日は、箕輪町役場で公共交通会議が開かれ町側からこれまでの経緯などが委員に説明され了承されました。
去年11月にJR側から伊那松島駅を無人化する方針が示され、平澤豊満町長は今年1月の臨時議会で町独自で人を配置する有人化の方向で進めたいとの考えを示しました。
町では、駅の職員を365日配置し、4人程度でローテーションしていきたい考えで現在、町内外のJROBに打診しているということです。
切符についてはこれまで通り定期券や特急券などすべての切符を買えるようにするとしています。
19日の会議では他に、駅の利活用について検討する組織を今年度中に立ち上げることを確認しました。
委員は、商工会や学校関係者、役場職員などで構成し、駅舎や周辺の活性化などについて検討していくとしています。
町は19日、JR側に伊那松島駅を有人化することを電話で伝えたということです。