今年のさくら祭り 開花宣言基準木南ゲートへ
ツアーバスや高遠そばイベントなど開催
伊那市は、去年の高遠城址公園さくら祭り期間中の有料入場者数が過去6番目に少なかったことを受け、今年のさくら祭りでは、花が早く咲く南ゲート付近の木を開花宣言の基準木とすることを決めました。
20日、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれた高遠城址公園さくら祭り対策打ち合わせ会議で伊那市が示し、了承されました。
これまでは公園開きから散り終わりまでが有料入園期間でしたが、去年は基準木が咲いた翌日から散り終わりまでを有料入園期間としました。
そのため去年の有料入園者数は有料化以来6番目に少ない17万4,729人でした。
会議では、基準木を公園内で最も早く咲く南ゲート付近とすることを決めました。
また、今年は初めてJR東海の飯田線の駅をめぐるイベントとタイアップし、JR飯田駅から城址公園、市内の観光施設などをめぐるツアーバスを運行します。
信州そば発祥の地のPRイベントとして、会津若松市と協力して高遠そばの提供も企画しています。
なお、高遠町下山田のシャトルバス乗り場は廃止となります。
今年の高遠城址公園さくら祭りは公園開きが4月1日で、期間は30日までの一か月間です。