勝利で地域を盛り上げたい!VC長野の挑戦
上伊那地域を拠点に活動する、地域リーグのバレーボールチーム「VC長野トライデンツ」。
現在、東日本の実業団チームやクラブチームが出場するリーグ戦に挑んでいます。
毎週水曜の夜、南箕輪村の村民体育館ではVC長野トライデンツの選手が練習をしています。
解散からのスタート
チームは今から5年前、前身のNEC長野バレーボール部の解散に伴い、選手がスポンサーを探して立ち上げました。
当時、選手としてプレーしていた宮澤武吉さんは、現在監督としてチームの指揮をとっています。
現在選手たちをどのように支えているかとの質問に、宮澤監督は「まずは選手のことを第一に考えて練習をしている。練習を本番でしっかり出せることが一番重要」と話していました。
VC長野が出場する地域リーグ
プロバレーボールリーグの3部にあたる、地域リーグのチームが出場する「全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会」。
優勝すれば2部昇格の権利を得ることができる重要な大会です。
昇格するには、優勝の他に資金が必要になります。
責任感を力に変えて
実業団とは違い、地元の中小企業複数社からの資金でチームを運営するクラブチームのVC長野。
これまでスポンサーになってくれた企業への恩返しや地域へのアピールのために負けられないと話します。
笹川代表は「企業の名前を背負っている分、結果を残すことでしか恩返しができない責任感もある。支えてもらっている数の多さを地震に変えて頑張りたい」と話していました。
去年の悔しさバネに優勝目指す!
去年のリーグ戦、VC長野は、終盤の連敗で、地域リーグの日本一を決めるプレーオフ進出を逃しました。
今年はその悔しさをバネに全勝を目指しています。
宮澤監督は「去年は気持ちが足りなかった分最後に負けてしまった。今年はその足りなかったところを補えれば」と話していました。
笹川代表は「型にはまれば勝てる。地元に金メダルを持って帰って来れるよう頑張るので、応援をよろしくお願いします」と話していました。