自殺対策強化月間始まる
伊那では、大型店で街頭啓発
3月は、自殺対策強化月間です。
長野県は、初日の1日、県内各地で街頭啓発を行いました。
このうち伊那市の綿半スーパーセンター伊那店では、伊那保健福祉事務所の職員が、買い物客にポケットティッシュを配りながら自殺防止を呼びかけました。
3月は、自殺者が多く、国は、平成22年から自殺対策強化月間に設定し、啓発活動や相談会を行っています。
伊那保健福祉事務所では、3月中の木曜日に失業や倒産、多重債務、家庭問題などの無料相談会を行います。
時間は午後2時から4時(予約制)。
一昨年の県内の自殺者は、493人で上伊那では52人でした。
県では、平成29年度までに県内の自殺者を430人以下にすることを目指しています。
伊那保健福祉事務所の雨宮進健康づくり支援課長は、「自殺はだれにもあり得ること。悩みごとはなるべく早く家族や友人に相談し、周囲の人も声をかけて欲しい」と話しています。