効果的な省エネ考える環境講演会
中部電力が電力事情について話す
昨今の電力事情を理解し、効果的な省エネを考える環境講演会が、2月28日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
講演会は、伊那市女性団体連絡協議会などで作る豊かな環境づくり上伊那地域会議などが開き、各種団体の代表や一般などおよそ70人が参加しました。
中部電力(株)伊那営業所の滝澤茂樹さんが、これまでとこれからの電力事情についてと題して、現状と課題について話しました。
滝澤さんは「太陽光発電基1基が1年間かけて発電する電力を原子力発電所なら6時間で補える。現状では、再生可能エネルギーはコストが高く大量の電力需要をまかなうことはできない」と話していました。
会場からは、「原子力発電のメリットのみを強調しているのではないか」と疑問の声があがっていました。
滝澤さんは、「電力会社の立場で話している」と答えていました。