広域消防本部庁舎建設費用など負担額示す
上伊那消防広域化協議会
上伊那8市町村でつくる上伊那消防広域化協議会は、広域消防本部庁舎の建設費用を、1億5400万円とする試算と負担額を5日開かれた伊那消防組合全員協議会で報告しました。
報告によりますと広域消防本部庁舎に伊那消防署事務所を併設した場合、8市町村の負担は1億5400万円と試算しています。
1億5400万円の8市町村の負担額は伊那市が5100万円、箕輪町が2000万円、南箕輪村が1300万円、また伊南では、駒ケ根市が2500万円、飯島町が970万円、などとなっています。
負担割合の方式は、これまでに定められていた均等割16%,人口割84%となっています。
上伊那広域消防運営費については年間、15億6千万円と試算していて、伊那市が5億5千万円、箕輪町が2億1千万円、南箕輪村が1億2千万円、伊南では駒ケ根市が2億6千万円、飯島町が8900万円などとなっています。
伊那消防署の移転建設については3億5千万円と試算していて伊那市と南箕輪村が負担します。
5日の報告は各市町村に説明し25日開かれる伊那消防組合議会で意見を集約することになっています。