これ何に見える?子ども向け芸術講座
箕輪町郷土博物館などは、小学生を対象にした子ども向け芸術講座を10日、地域交流センターで開きました。
講座は、芸術を難しく捉えず身近なものに感じてもらおうと、郷土博物館と図書館、公民館が年に10回開いているものです。
10日は、町内の親子6組およそ20人が集まりました。
箕輪町木下在住で日展会友の中澤達彦さんを講師に招き、水彩絵の具や色鉛筆を使って3種類の作品を作りました。
このうち色鉛筆を使った作品では、別の人が目をつぶって適当に描いた線や円が何に見えるかを想像し、色を塗っていきました。
中澤さんは「与えられた題材をただ描くのではなく、偶然的な物から何かを見いだせる力を養ってほしい」と話していました。
講座は、10日が今年度最後で、郷土博物館などでは「子ども達の自由な発想を活かせる企画をこれからも考えていきたい」としています。