東日本大震災から2年
地震発生時刻に黙とう
東日本大震災の発生から11日で丸2年。
上伊那では地震発生時刻午後2時46分にサイレンが鳴らされ住民が黙祷を捧げました。
富県小学校5年生は岩手県大船渡市の吉浜中学校に本をプレゼントしたり被災地を応援する内容のビデオレターを贈るなどの交流をしています。
11日はサイレンに合わせ黙祷をささげ被災地への思いを新たにしていました。
5年生は卒業まで吉浜中学校との交流を続けることにしているほか、可能ならば訪問もしたいと話しています。
被災地のサッカーチームにユニフォーム贈る
上伊那を拠点に被災地支援を行っているボランティアグループネットワークきずな信州代表の高橋泉さん。
高橋さんは福島県出身で、高校卒業後、信州大学農学部に進学し、伊那市に移り住みました。
被災した故郷のために力になりたいと、支援物資を贈るほか、風評被害に苦しむ農家のために福島産の野菜を上伊那地域で販売する活動などを行っています。
また宮田村のサッカーチームでコーチを務めていたこともあり被災地の少年サッカーチームへユニフォームを贈る活動も行っています。
Tシャツなどのデザイン、プリントを行っている伊那市山寺の店に依頼し、これまで4つのチームのユニフォームも完成させています。
ICTで特番
各自治体が把握している被災地からの避難者は10日現在で伊那市が12世帯24人、箕輪町が2世帯4人、南箕輪村が8世帯20人となっています。
伊那ケーブルテレビでは被災地支援を続けている人や伊那で再起をかけている人などを取材した特別番組「東日本大震災から2年 伊那から見た3.11の今」を16日まで毎日放送しています。