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2511/(月)

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伊那市教育委員会 体罰の実態調査結果を報告

体罰をしたと答えた教職員は13人 うけたと答えた児童や生徒は46人

 伊那市教育委員会は小中学校での体罰について、平成24年度の実態調査の結果を15日、報告しました。
 体罰をしたと答えた教職員は13人、うけたと答えた児童や生徒は46人でした。
 調査は長野県教育委員会の調査の為、市教委が教職員と児童や生徒、保護者を対象に行ったものです。
 市内の小中学校の教職員、児童生徒、保護者合わせて1万1,474人にアンケートを依頼し、うち1万666人から回答がありました。
 その結果、体罰をしたと答えた教職員は13人、うけたと答えた児童や生徒は46人でした。
 体罰を見聞きしたと答えた職員は14人、児童や生徒は44人、保護者は38人でした。
 短時間の正座や言葉による叱りなどの内容を除いたところ、事実確認が必要と判断したのは4人の教職員でした。
 この4人の教職員に対し、学校長が事実確認をし、該当の子どもや保護者に対し説明や謝罪を行い、体罰に対するわだかまりは解けたということです。
 そのため市教委では、これらの事案は体罰には当たらないとして調査対象期間中の体罰はなかったと報告しました。
 市教委では「学校長を中心に子どもの人権を尊重し、いじめや体罰のない学校づくりが進むよう、指導助言を行っていく」としています。

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