軌跡 荒川於鶴さん個展
箕輪町在住の画家、荒川於鶴さんの個展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはおよそ30点の油絵が展示されています。
荒川さんは、35年前から作品制作を始め、自身の心の動きを描いているということです。
毎年東京で開かれる国画会に20年間出品していて、今回はその集大成に初めて地元で個展を開きました。
これは、去年制作された作品「眠(ねむり)」です。
東日本大震災で人の死に触れたことをきっかけに制作されたもので、大切なものを残して亡くなっていく人の無念さを描いているということです。
荒川さんは、「見た人が何か感じることが一つでもあれば嬉しい」と話していました。
軌跡 荒川於鶴個展は18日月曜日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。