上伊那の中学校で卒業式ピーク
春富中学校は統合50周年 卒業生は1万人超え
上伊那のほとんどの中学校で19日、卒業式が行われ、生徒達は9年間の義務教育を終え、新たな第一歩を歩み出しました。
このうち伊那市の春富中学校では、男子73人、女子75人の合わせて148人が卒業を迎えました。
式では、村田正美校長から生徒一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
春富中学校は、昭和38年に富県中学校と東春近中学校、西春近中学校の3校が統合しました。
今年度は、統合して50周年を迎えます。
50年の歴史の中で、今年度卒業する148人を加え、延べ1万106人を輩出してきました。
式辞で、村田校長は「部活動や文化祭では、努力することの大切さ、希望と勇気を与えてくれた。中学校生活で学んだ事を心に刻み、新たな道を歩んでほしい」と挨拶しました。
卒業生を代表して北原悠哉君は「進路の実現に向け全員で合格するために必死にやってきた。悔いは無い」と話していました。
卒業生148人は、胸を張って通い慣れた学び舎を後にしていました。
公立高校後期選抜試験の合格発表は、22日金曜日に行われます。