桜並木の歴史を後世に
大型看板設置
伊那市美篶青島の桜並木について継続して学習してきた美篶小学校の6年生は19日、現地に桜並木の歴史などを紹介する大型看板を設置しました。
19日は大型看板の除幕式が行われ、この春卒業した6年1組の児童ら30人が出席しました。
児童たちは1年生の時から桜並木の歴史などについて学習していて、これまで、桜の手入れや、訪れた人たちの休憩場所にしてもらおうと手作りのベンチを設置するなどの活動を行ってきました。
大型看板は学習の集大成として桜並木の歴史を後世に伝えていこうと設置しました。
看板は高さ2.4メートル幅2.8メートルで児童たちが考えた紹介文を一文字ずつ堀り、バザーなどで集めた35万円で建てました。
看板には、先人たちが桜を植えた歴史や、災害により桜が切られてしまったことなどが書かれています。
美篶小学校では、6年生の活動を引き継ぎ来年度も学校全体で桜並木の活動に取り組んでいくということです。