学生235人が巣立ち
信大農学部卒業式
信州大学農学部の卒業式が23日、南箕輪村の農学部のキャンパスで行われました。
この日は、信州大学の山沢清人学長から代表の学生に卒業証書が手渡されました。
今年卒業するのは、学部生170人、修了生62人、博士課程3人の、合わせて235人です。
中村宗一郎学部長は「みなさんへの社会からの期待は大きい。何事にも前向きに、持てる力を存分に発揮して頑張ってください」とあいさつしました。
卒業生を代表して、森林科学科の桑畑亜矢子さんは「大学で学んだ多くのものを糧に、自分を磨きながら社会の一員として精進していきたい」と謝辞を述べました。
式の最後には、南箕輪村のイメージキャラクターまっくんの指揮で蛍の光を斉唱しました。
式が終わると、後輩たちから花束を渡されたり、仲間と写真を撮るなどして別れを惜しんでいました。
ある卒業生は「大学のある地域に就職するので、この地域を元気にできるような社会人になりたいです」と話していました。
今年卒業を迎えた学生のうち、博士課程をのぞいた、232人ほとんどの進路は決まっていて、6割の学生が就職、4割が大学院への進学となっています。