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養命酒の「健康の森」オープン

記念館と散策路を整備

養命酒の「健康の森」オープン

 養命酒製造は(本社・東京都)は6日、駒ケ根市福岡の同社駒ケ根工場に自然を楽しみながら、心身をリフレッシュする「健康の森」をオープンした。酒蔵を改築した記念館、約36万平方メートルの敷地内に散策路(せせらぎコース、山野草コース、沐浴コース)を整備した。
 記念館前で行ったオープンセレモニーで、関係者約60人を前に、塩沢太朗社長は「遠くから訪れたお客様に工場見学だけでなく、癒しの場を求める人が増え、その要望にこたえるために、記念館や散策路、花壇を整備し、総称して『健康の森』とした。多くのみなさんに喜んでもらえれば」と期待を込めてあいさつした。
 約280平方メートルの記念館は、養命酒発祥の地、中川村に1930-31年に酒蔵として建設、その後、岡谷市に移築され倉庫として使用されていたが、02年の創始400年記念事業として、同地に移築した。
 館内には養命酒の歴史や生薬の展示、同社製品のほか健康ブレンド茶など限定商品の販売。薬酒や薬膳、生薬栽培など生薬講座、木細工、リースづくりの体験教室も行う。
 また、テラスでは喫茶、軽食も楽しむことができる。
 オープン初日は、セレモニーに続き、正午から一般公開、作家井出孫六さんの講演もあった。

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