新山保育園 再開目指し説明会
明るい兆しも
平成21年度から休園となっている伊那市の新山保育園について考える会は、保育園再開を目指す地域の保護者を対象にした説明会を24日、開きました。
説明会は、乳幼児を持つ親を対象に開かれ、12世帯およそ20人が参加しました。
新山保育園は、平成21年度から休園中で、平成28年度までに再開しないと廃園となります。
再開には、定員の半分の20人の園児が必要です。
24日は、再開までの流れや現状を説明しました。
保護者からは「再開後、1人でも足りなくなったら再び休園ということもありうるのか」「再開となった場合、トイレなどの設備は改修してもらえるのか」などの声があがっていました。
新山保育園・小学校を考える会によりますと、平成25年度の新山地区の6歳以下の数は、6歳5歳共に2人ずつ、4歳が3人と合わせて7人です。
しかし、3歳以下は3歳が7人、2歳が6人、1歳が8人と増加傾向にあるということです。
会では、廃園決定の期限となる来年秋までの1年半、再開に全力を注ぐと話します。
保育園の存続を願う保護者が多かったことから、考える会では今後、隣接する地域の家庭や地区外に住む新山出身者の家庭に対し呼び掛けを行っていく考えです。