伊那市高遠町ファミリーホーム開設
虐待や育児放棄など親と一緒に暮らせない子供たちを受け入れるファミリーホームが、来月1日に県内で初めて伊那市高遠町に開所します。
ファミリーホームを運営するのは伊那市高遠町の宇津孝子さんです。
宇津さんは、不登校の子どもたちを受け入れているフリーキッズビレッジの理事長を務めています。
ファミリーホームは里親として子どもを預かり家庭的な環境で養育するものです。
里親として子どもを受け入れる宇津さんは、開所に向け準備を進めています。
自宅の一部を改装し、新たにファミリーホーム用の玄関や炊事場を作った他、屋外には風呂場をつくりました。
これらは国の補助金800万円を活用しています。
2歳児、中学2年生、高校1年生の3人を受けいれることが決まっていて、宇津さんは里親として子供たちのメンタルケアなどにあたります。
ファミリーホームは来月1日に開所することになっていて後3人を受け入れられるということです。