ヤマブドウワイン 完成で試飲会
前年度の6倍、300キロを収穫 320本を試作
伊那市と信州大学農学部が共同開発を進めているヤマブドウワインの試作品が出来上がり、31日高遠サクラホテルで試飲会が開かれました。
試飲会には、伊那市や信大農学部、酒販店や観光関係団体の代表など35人がワインの出来栄えを吟味しました。
機能性成分のポリフェノールを多く含み栽培しやすいW竏・という品種のヤマブドウを平成22年度から栽培していて、24年度は、市内3か所40アールの圃場で前年度の6倍の300キロを収穫しました。
それにより360ミリリットル入りのハーフボトルで320本分のヤマブドウワインが完成しました。
31日は、関係者でその味を確かめました。
日本ソムリエ協会のワインエキスパートの資格を持つ伊那市西町の理容師大根田裕一さんも招かれました。
このように評価も上々のヤマブドウワイン。
酒販店の反応はどうでしょうか。
伊那市では、今後価格を決めて、今年度は、伊那市観光協会を通じて試験的に販売も始める計画です。