ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展
さくら祭りのスタートにあわせて、3日から伊那市の信州高遠美術館で、歌手で女優のジュディ・オングさんの木版画展が始まりました。
3日は、市の関係者などおよそ20人が出席しジュディ・オング倩玉(せいぎょく) 木版画の世界展のオープニング式典が行われました。
テープカットの後、訪れた人達は初期から新作までの55点を鑑賞していました。
「紅楼依緑」は、名古屋の料亭の一室を描いたもので、2005年に制作されました。
赤や灰色、黒といった、大胆な色使いや、画面の構成が評価され、第37回日展では特選を受賞しています。
ジュディ・オングさんは、歌手や女優として活躍する一方で、20代のころから版画家の雅号「ジュディ・オング倩玉」として、日本家屋などをテーマに制作活動をしています。
これまでに日展で13回入選し、2006年には日展会友となっています。
インタ×3人
ジュディ・オング倩玉 木版画の世界展は、5月19日まで開かれ、今月28日はトークイベントが開かれる予定です。