伊那市が応急加圧給水車を追加導入
伊那市は、大規模災害時に備えポンプ機能が内臓された給水車を 8日追加導入しました。
今回導入された応急加圧給水車は、内容量2,000リットルで、事業費はおよそ1,100万円です。
応急加圧給水車は、ポンプ機能が内臓されていて、高い場所にあるタンクへ水を運んだり、低い場所から水を吸い上げることができます。
伊那市の応急加圧給水車はこれで2台になります。
一台目は、東日本大震災の際に被災地宮城県で給水活動を行いました。
伊那市は、南海トラフ巨大地震で震度6強が予想されていることや豪雨などでの災害が多発していることから、災害時の迅速な給水のため二台目を導入しました。
二台目は被災地で活動した経験から、荷物を積むスペースをつくったほか、カーナビも取り付けました。
白鳥孝伊那市長は、「万が一の時は先頭に立って活躍してほしい」と話していました。