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星野富弘さん 花の詩画展

星野富弘さん 花の詩画展

 頚髄損傷で手足の自由を失い、口に筆を咥えて詩や絵を描いている星野富弘さんの花の詩画展が10日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
 会場には星野さん自身が選んだ100点の詩画が並んでいます。
 星野さんの詩画展が南信で開かれるのは今回が初めてのことです。
 星野さんの作品に感銘を受けた人たちでつくる詩画展を開く会が企画し、今回実現しました。
 星野さんは群馬県出身。
 中学校の体育教諭でしたが、40年ほど前、指導中に頸椎を損傷し手足が動かなくなりました。
 入院先の病院で口に筆を咥えて作品書き始め、現在も詩画やエッセイなどの創作活動を続けています。
 会場では、星野さんの人生を追ったドキュメンタリー映像も見ることができます。
 10日はオープニングセレモニーも行われ、450人ほどが訪れました。
 セレモニーには伊那北高校音楽部などが出演し、星野さんが作詞した歌を披露しました。
 詩画展を開く会代表の水野晶子さんは、「会場に何度も足を運んで、星野さんの作品を味わってほしい」と話していました。
 花の詩画展は、21日日曜日まで伊那文化会館で開かれています。
 入場料は、大人が500円、中学生以下は無料です。

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