小坂洋一さんステンレス工芸作品展
東日本大震災を題材にした作品も
伊那市御園の小坂 洋一さんが手がけるステンレス工芸の作品展が、伊那図書館で開かれています。
まずは、作品がいらっしゃいと出迎えてくれます。
会場には5年間の作品22点が並んでいます。
小坂さんは、長年、ステンレス加工の仕事を手がけてきたことから、ステンレスを材料に作品作りをはじめました。
一つ一つ手づくりで仕上げているため、1作品作るのに3ヶ月ほどかかります。
目はナット、体はボルトだったりします。
今回は東日本大震災の影響を受けた作品もあります。
こちらは、風評被害で苦しむ福島の農家が、やがて笑顔に戻るようにとの思いがこめられた作品です。
最近は、小坂さんが幼かった頃の懐かしい風景などを題材にすることが多いということです。
今回の作品展には、小坂さんの友人7人も写真や絵画などの作品を出品しています。
この小坂洋一さんのステンレス工芸展と友だちいろいろ展は、14日(日)まで、伊那図書館で開かれています。