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南アルプス林道 バス運転手が整備

25日からの歌宿まで運行開始前に

南アルプス林道 バス運転手が整備

 伊那市長谷の南アルプス林道バスは今月25日に、歌宿までの運行を開始します。
 山岳観光シーズン本番を前に、バスの運転手達が、道路整備作業を行っています。 
 18日は、4人が林道に入って、落石をとり除いたり、落ち葉を掃くなどの作業を行っていました。
 南アルプス林道バスの運転手10人が4月1日から毎日交代で作業に当たっています。
 仙流荘前の営業所から、歌宿までは14.3キロあり、現在作業は、11キロ付近まで終了しています。
 林道には雪が残る場所もあり、重機などを使って取り除いていました。
 この整備作業は、昭和55年の南アルプス林道バスの開業以来34年続いています。
 中には、34年間かかさず、この作業を続ける人もいます。
 林道バスの運転手に採用されるには、重機の運転ができることが条件だったということで、今も全員が、重機を扱うことができます。
 運転手自らが整備を行い、安全を確保し続けることで、南アルプス林道バスは、33年間無事故となっています。
 4月25日の運行開始までに歌宿までの清掃を終え、それ以降は、6月15日の終点の北沢峠までの開通を前に、北沢峠までの6.3キロを整備するということです。
 運転手達自らが安全を支えてきた林道バスは、今年も、25日から南アルプス林道を運行します。

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