廃車電車写真展 清水清治さん
現在は廃車になり、運行していない電車を撮影した、「廃車電車写真展」が、5月1日から伊那図書館で始まりました。
写真展は、辰野町の清水清治さんが開いていて、今回で3回目となります。
伊那市で開くのは初めてです。
飯田線で撮影した作品を中心に、33点が展示されています。
辰野町に住む清水さんは、国鉄で運転手を務めていた父の影響で電車が好きになり、40年前から撮影を始めました。
この写真は、飯田線豊橋機関区を走っていた、「クモハ52形」で、他の電車と比べて全体的に丸い形をしている所が気に入っているということです。
清水さんは、「ずっと撮ってきて良かった。引退する電車を撮影する時は、涙が出るほど切なかったが、たくさんの人に懐かしいと感じてもらえたら嬉しい」と話していました。
清水清治さんの廃車電車写真展は、5日まで伊那図書館で開かれています。