伊那松島駅 駅舎利活用検討委発足
4月1日から有人化対応している箕輪町のJR伊那松島駅の利活用について検討する委員会が7日発足しました。
委員会では、11月末までに駅の利活用などについて方向性をまとめる計画です。
委員会は、有人化した伊那松島駅を活用して町の情報発信をしていくとともに、飯田線の利用促進にもつなげていこうと発足したものです。
7日は、箕輪町役場で第1回検討委員会が開かれ、平澤豊満町長が委員8人を委嘱しました。
委嘱されたのは商工会やJA、学校関係者などで任期は1年です。
箕輪町はJR東海の伊那松島駅の無人化とする方針に対して、町負担で駅員を配置する方針を決めました。
4月1日から元JR職員4人を臨時職員として配置し業務をスタートさせています。
町では有人化から1か月経過したがトラブルもなく順調と説明し、一般の利用客からは、駅員が居てうれしいといった声が寄せられていると話していました。
委員からは「人が集える場所になれば良い」「電車を利用する人が増えれば活性化になる」などの意見が出されていました。
これから検討する駅舎の利活用については、次回の委員会でアイデアなどを報告することになっています。
また委員会では、6月末まで町民から意見を公募することを確認しました。
次回の伊那松島駅舎利活用検討委員会は7月に開かれることになっています。