まっくんバス利用者4千人増加
南箕輪村のまっくんバスの昨年度の利用者数は、2台体制になる前の平成22年度と比べおよそ4千人増加していることが分かりました。
これは、7日役場で開かれた地域公共交通会議で報告されたものです。
まっくんバスは、利便性の向上を図ろうと平成23年の10月に2台での運行となりました。
現在は、村内の4コースを一順する方式で1日5巡廻しています。
平成24年度は、245日運行し1万5,516人が利用しました。
1台体制だった平成22年度は1万1,498人で、およそ4千人増えています。
村では、近隣市町村との接続やルートの延長など利便性が向上したことが要因とみています。
他に、運行試験期間を設け検討してきた土日の運行について、1日の利用者が平日の3分の1の20人ほどであることから実施しない考えを示しました。
唐木一直村長は「大型店舗や大芝公園、養護学校への利用者が増えていることなどから、公共交通としての一定の役割を果たしていると思う」と話していました。
次回会議では、各地区の要望を取りまとめ協議するとしています。