伊那市 景観行政団体10月移行を目指す
地域の景観の保全、形成について定める伊那市景観計画の案が、9日に開かれた策定委員会でまとまりました。伊那市では、9月定例市議会に景観条例案を提出し、10月の景観行政団体移行を目指します。
この日開かれた策定委員会で計画案がまとまりました。
案では、建物の建設に必要となる届出や審査基準について定めました。景観計画区域となっている伊那市全域が対象で、高さ13メートル、床面積30平方メートルを越えるものは届出が必要となり、従わない場合は、指導や勧告、罰則の対象となります。
計画案は、24日に白鳥孝市長に報告されます。
伊那市では、景観条例の制定案を9月の定例市議会に提出し、10月をめどに景観行政団体移行、来年4月1日からの景観計画の全面施行を目指しています。