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新緑の季節 各地で山野草展

木下公民館では信州みのわ山野草クラブ展示会

新緑の季節 各地で山野草展

 新緑の季節を迎え、伊那谷の各地で、山野草展が開かれています。
 箕輪町の木下公民館では、信州みのわ山野草クラブの展示会が開かれ会場は多くの人で賑わいました。
 エビネやヤマユリなど、会場には会員が丹精込めた山野草、およそ200点が並んでいます。
 地域の山野草愛好家で作る信州みのわ山野草クラブは、毎年、一般の人でも入手しやすい山野草を集めて展示していて、今回、節目の20回を迎えました。
 今年は春先の不順な天候により苦労したということですが、今回の展示会に合わせて花を咲かせることができたということです。
 白鳥征男会長は「今年は天気に悩まされ、本当に苦労した年。会員が丹精込めた山野草をぜひ見に来てもらいたい」と話していました。
 信州みのわ山野草クラブの作品展は、12日まで箕輪町の木下公民館で開かれていて、時間は午前9時から午後4時までとなっています。

斑入りの山野草並ぶ

新緑の季節 各地で山野草展

 南箕輪村南原の南原コミュニティセンターでは、西駒山草会の展示会が開かれています。
 会場にはおよそ300点の山野草が展示されていて、そのほとんどが斑(ふ)入りのものです。
 斑は、突然変異により葉に白い模様が入ったものです。
 この作品は、砂のように模様が細かい「砂斑(すなふ)」が入った山芍薬です。
 西駒山草会によると、これだけ斑の量が多く、全体にバランスよく入っているものはめずらしく、種は数万円するということです。
 このほか、突然変異で通常のものより花びらが多い山芍薬も展示されています。
 西駒山草会では、山野で見つけた斑入りの植物の種を会員10人で分け合い、育ててきました。
 西駒山草会展示会はあす午後4時まで南原コミュニティセンターで開かれています。

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