超自然の大地 7月7日伊那文化会館で先行上映
伊那市西春近出身でアメリカシカゴ在住の映画監督梶野純子さんが、原発事故に苦しむ福島県の農家を取材した映画「超自然の大地」が、7月7日に伊那文化会館で先行上映されます。
映画は、汚染されてしまった土地で安全な農作物を作ろうと取り組む福島県の有機農家を取り上げたドキュメンタリーです。
梶野さんは、夫で同じく映画監督のエドワード・コジアスキーさんと共に震災のあった年の5月から取材を始めました。
撮影は、2年間で200時間以上に及び、それを90分にまとめたということです。
13日は、梶野さんの活動を支援したいという有志でつくる実行委員会が立ちあがり、上映会に向けた初めての会議を伊那市のいなっせで開きました。
委員長には、梶野さんが伊那北高校在籍時に校長だった唐木近一さんが選ばれました。
梶野さんは「自分の故郷で生き続ける方法を模索し、次の世代へとその成果を残そうとする福島の人の力強い姿を見て欲しい」としています。
先行上映会は、7月7日午前10時からと午後1時からの2回伊那文化会館で開かれます。
チケットは前売りが1,300円、当日は1,500円、高校生以下は800円となっています。
それぞれ上映後梶野さんのトークショーが行われます。