南アルプス林道見どころ満載
シナノコザクラに、ホテイランなど
4月25日から伊那市長谷の南アルプス林道バスが、歌宿まで開通となりました。
林道では、この季節ならではの楽しみが満載です。
林道沿いの石灰岩の岩肌には、赤紫の可憐な花、シナノコザクラが咲いています。
シナノコザクラは長野県版レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている希少種の高山植物です。
今年は例年より、2週間ほど遅く開花し、現在見頃となっています。
林道沿いでは、シナノコザクラのほかにも、七福神の布袋に形が似ていることからその名がつけられた「ホテイラン」や、ミヤマスミレの小群落も目にすることが出来ます。
現在、林道バスが運行している歌宿まで足を運ぶと、正面にはノコギリ岳が見えてきます。
地元の人達が「鹿ノ窓」と呼ぶ風穴のほか、七丈の滝も目にすることが出来ます。
シナノコザクラの見頃は、5月いっぱいだということです。