伊那市職員エコドライブ体験
伊那市は、自動車から排出される二酸化炭素削減を目指そうと17日、職員を対象にしたエコドライブ講習会を開きました。
受講したのは、市役所本庁と高遠町総合支所、長谷総合支所の職員4人です。
4人は、燃費や走行パターンが計測できる機器を取り付けた車でまず市役所周辺の3キロを走行しました。
普段通りに走った結果、ある職員の燃費は、ガソリン1リットルあたり8.77キロでした。
受講者たちは、その後スタート時の緩やかなアクセルの踏み込みやアイドリングストップなどエコドライブのコツを学びました。
そして再び3キロを走ると燃費は、1リットルあたり11.6キロに改善しました。
今回のエコドライブを実践し、1年間に1万キロを走った場合、ガソリン278リットルの節約につながります。
削減される二酸化炭素の量は、645キロで、杉の木を46本植えたのと同じ効果が得られる計算になるということです。
伊那市では、今後、事業者や市民に対してもエコドライブを広めていきたい考えです。