山野草や樹木について学ぶ
見頃を迎えた山野草や樹木について学ぶ講座が18日、箕輪町の萱野高原で開かれました。
講座は身近な自然に親しんでもらおうと箕輪町郷土博物館が開いたもので親子連れなどおよそ15人が参加しました。
講師は信州大学農学部で植物の生態などについて研究している荒瀬輝夫准教授が務めました。
荒瀬准教授によりますと、標高およそ1200メートルの萱野高原には山野草や樹木など200種類ほどの植物が群生しているということです。
このうち白い花を咲かせる広葉樹アオダモは大リーグヤンキースのイチロー選手がバットとして愛用している木材だと説明していました。
参加者は萱野高原を散策し楽しみながら、山野草や樹木の生態などについて学んでいました。
町郷土博物館では地域の自然観察にも力を入れることにしていて山野草のほか鳥や昆虫についての講座も計画しています。