にぎやか住民交流
西箕輪中条区民祭・敬老会・むかし田んぼ収穫祭
伊那市西箕輪中条区の区民祭と敬老会が6日、中条公民館であった。区民100人余が参加し、演芸を見たり、料理を囲んで歓談した。
恒例の演芸は、区内の小学生(子ども会)が組体操を披露して会場を沸かせ、男性らが化粧に着物姿で登場し、お酌に回って笑いを誘ったほか、創作ダンスや歌など6演目を繰り広げ、盛りあがった。
中条公民館(白鳥孝分館長)が年間通して取り組んできた手作業による稲作「むかし田んぼ」の収穫祭も併せてあった。
区内の子どもから年配者が春先から、もみまきや田植えをし、10月に稲刈りと脱穀をした白毛餅(もち)6俵のうち、8升を使って餅つきに挑戦した。
子どもたちは、きねを大きく振り上げて「よいしょ、よいしょ」と力強くつき、出来たての餅をあんこやきな粉、大根おろしで味わって、収穫の喜びをかみ締めた。
残りは希望者に販売し、売上金で子どもたちに文房具などを購入する予定という。