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一般も参加して薪「作る大変さ」実感

薪ストーブの会ツアー

 長谷村の有志でつくる「薪(まき)ストーブの会」(西村和裕会長)は5、6日、鹿嶺高原で薪狩りツアーをした。両日合わせて上伊那内外から約40人が集まり、集材して薪を作って持ち帰った。
 ツアーはこれまで、会員を対象に年10回ほどしてきたが、村が昨年度から取り組む大規模な森林整備で、用材とならずに放置されたままの木材の有効活用を図るとともに、「薪を集めて、作る大変さを実感してもらいたい」(西村会長)と、初めて村内外の一般にも呼びかけた。
 参加者は運び出したカラマツやモミ、シラカバを専用機で薪にし、軽トラックの荷台に積んで持ち帰った。初日は、チェーンソーの使用方法を学ぶ講習会もあった。
 会社員の神林秋夫さん(37)=伊那市手良=は「自然のなかで薪を探せるなんていい機会。これからも続けてほしい」と話していた。
 同会は今後、村外者のための準会員制度を設け、活動に参加できる機会を設けていくという。

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