県議会議員が箕輪町の果樹農家を視察
長野県議会の農政林務委員会は凍霜害に遭った箕輪町大出の果樹農家を29日視察しました。
29日は県議会の農政林務委員9人が、りんご農家から被害状況などの説明を受けました。
箕輪町大出のりんご農家・ス橋章浩さんによりますと4月下旬の霜の影響で、収量の減少や品質の低下が予想されるということです。
・ス橋さんからは「外見が悪くても味は変わりがないということをPRしてほしい」「果樹共済の早い支払や、加入率を上げる対策などで、りんご農家の収入の安定化を図ってほしい」などの要望が出されていました。
訪れた議員は、「思っていたより被害は深刻。市町村などと連携して対策をとっていきたい」と話していました。
長野県によりますと、上伊那の凍霜害による果樹の被害総額は1億185万円となっています。