買い物弱者対策で移動販売を支援
7月1日まで事業者を募集
箕輪町は、買い物弱者を支援するため生鮮食品などの移動販売を行う事業者を募集しています。
30日は、町役場で、事業者を対象にした説明会が開かれ、移動販売業に興味を持つ3事業者が参加しました。
箕輪町では、スーパーの撤退や、小売店の廃業などにより、交通手段を持たない高齢者の買い物が不便な地区が生じています。
その対策として、移動販売を行う事業者の経費を補助し、買い物弱者対策につなげよういうものです。
箕輪町は、山間地が少なく、5キロ四方に居住区がほぼ収まるという地理的な条件もあり、移動販売がもっとも相応しい弱者対策だとして今回の事業者募集となりました。
対象となるのは、町内に本店を持つ法人、または町内に住所のある個人事業主です。
町内15区のうち10以上の行政区で週1回以上、肉・魚・野菜の生鮮食品のほか、日用品の販売を定期的に実施することなどが条件です。
移動販売車の購入など対象となる2分の1の経費を町が補助します。
箕輪町では、7月1日まで、事業所の申請を受付けています。