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3011/(土)

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JR沢渡駅の防犯・環境美化考える

飯田線利活用WS 沢渡駅を見学

JR沢渡駅の防犯・環境美化考える

 JR飯田線の駅や駅周辺の利活用について考えるワークショップが8日に開かれ、参加者が無人化となったJR沢渡駅の現状を確認しました。
 参加者からは防犯などについて不安の声があがっていました。
 この日は、高校生や大学生、地域住民など、参加者およそ20人が沢渡駅を訪れました。
 今回は、実際に駅を利用している伊那西高校の生徒や、駅の清掃をしている人も参加して、防犯や環境美化に重点を置いて周辺を見て回りました。
 沢渡駅近くにある伊那金属(株)の平澤泰斗社長は、普段から駅舎の中や駅周辺の清掃をしていて、普段の様子について、平澤さんは「防犯カメラが3台ついているが、カメラの死角にゴミが捨てられていることが多い」などと説明していました。
 参加者からは「無人化になってもっと汚れていると思ったが、平沢さんのおかげできれいになっていた」「周りに街灯が少ないし、細い路地が多く、無人の駅では夜は怖いと思う」などといった意見が上がっていました。
 この後創造館で行われたグループワークで、参加者はお互いの感想や意見を出し合っていました。
 平澤さんは「みんな真剣に考えてくれている。地域全体で駅の利活用について盛り上げていけたら、良い駅になると思う」と話していました。
 ワークショップは今後も行われる予定で、伊那市では9月末頃までに意見をまとめたい考えです。

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