振り万灯継承 子ども達が大麦の刈り取り
南箕輪村神子柴の子どもたちは8日、お盆の伝統行事、振り万灯に向けて、大麦の刈り取り作業をしました。
この日は、神子柴の8アールほどの畑で収穫の時期を迎えた大麦を、地域の子どもや保護者などおよそ20人が刈り取りました。
これは、子ども達の休日の居場所づくりや伝統の継承などを目的に活動する、かま塾が行ったものです。
かま塾のメンバーによると、振り万灯には、丈が長く、燃やすと良い音が出ることから、大麦が使われているということです。
子ども達は指導を受けながら、色づき始めた大麦を刈り取っていました。
神子柴区では、毎年、迎え盆の8月13日と送り盆の16日に振り万灯をしています。
今回刈り取った大麦は、2週間ほど干した後、脱穀して万灯にするということです。