新規就農支援の研修始まる
農業目指す学生を受け入れ
伊那市やJA上伊那と新規就農支援協定を結んでいる茨城県水戸市の鯉淵学園農業栄養専門学校の学生の研修が10日から伊那市で始まりました。
伊那市の農家で研修を受けるのは安曇野市出身で鯉淵学園の学生、丸山健太さん21歳です。
10日は伊那市東春近原新田の花卉農家、川口隆さんからアルストロメリアの栽培方法などについて話を聞きました。
丸山さんが通う、鯉淵学園は就農を希望する学生を支援するため、学生受け入れに協力的な伊那市やJA上伊那と新規就農支援協定を先月結んでいます。
学校卒業後、希望者がスムーズに農業に従事できるための取り組みで丸山さんはその第一号です。
伊那市とJA上伊那では、担い手不足などから農業を希望する若者の受け入れに力を入れていくとともに新規就農者の定住にも期待を寄せています。
丸山さんの研修は来月8日まで続くということです。