長野ケンウッド都内に移転へ
カーナビゲーションやオーディオ機器などの生産や開発をしている伊那市西箕輪の長野ケンウッドは、年内に生産開発などを東京都八王子市にあるグループの事業所に移転させることが解りました。
10日、東京都で開かれたJVCケンウッドの合同労使協議会で八王子にあるグループの事業所に移転する事が決まりました。
伊那市西箕輪にある長野ケンウッドは神奈川県横浜市にあるJVCケンウッドの子会社として1990年6月に設立されました。
長野ケンウッドには従業員およそ120人がいてカーナビやオーディオなどの生産や開発を行っています。
従業員の9割が上伊那在住で占めていて、早期退職の募集は行わず、引き続き移転先の八王子で雇用することにしています。
13日から従業員と個人面談を行い年内には移転したいとしています。
長野ケンウッドの社屋については、このまま残し商品の倉庫に使用したりカーナビ関係の品質チェックなどに活用していくということです。